あけましておめでとうございます!
今年もおたく的な記事をのんびり書いていこうと思います。
さて、冬コミの企業ブースでTVアニメ『カードキャプターさくら』資料集を購入してきたのでご紹介。
左上:TVアニメ『カードキャプターさくら』設定資料集(3,500円)
左下:TVアニメ『カードキャプターさくら』作画監督修正集(3,500円)
右:TVアニメ『カードキャプターさくら』キャラクター設定資料集[原寸版](2,000円)
HP:
WEBアニメスタイル
設定資料集は各キャラの設定資料画(主要キャラからゲストキャラまで幅広く収録)、作画監督修正集はアニメーターさんの参考資料として、作画監督が描いた指示絵みたいなもの。設定資料集(原寸版)は設定資料集からの抜粋(イラストは原寸大)です。
2013年冬のコミックマーケット85とオンライン通販のみの販売で、一般書店での販売はないそうです。
単価は高めですが、CCさくら好きで7,000円出してもいいという人なら、設定資料集と作画監督修正集はおすすめの内容です。
特に作画監督修正集はイラストはラフ画ですが、色々な表情のさくらちゃん他主要キャラ(さくら、知世、小狼、ケロ、桃矢、雪兎)が楽しめます。しかも巻末に浅香守監督のインタビューも掲載されていて、当時監督がどう考えてCCさくらを作っていたのかを伺い知ることができて面白かったです。
設定資料集(原寸版)は大きいサイズで設定資料を見たいというのでなければ、設定資料集のみ買えばいいかなという感じ。
(冬コミでは3冊セット販売で分売していなかったので、私は購入しましたが)
参考までに一番手近にあったジャンプSQとサイズ・厚さ比較↓。
設定資料集と作画監督修正集は結構厚め。設定資料集(原寸大)はとても大きいです。
うちの本棚からははみ出してる。
作画監督修正集はこんな感じのラフ画多め↓(このさくらちゃんと小狼くん可愛い)
今見るとさくらちゃんはもとより、小狼くんも苺鈴(メイリン)ちゃんもすごく可愛いです。
(作画監督修正原画集には苺鈴ちゃんいないんだよね。残念。苺鈴ちゃんは設定資料集にはいます)
CCさくらアニメ放送当時は原作もアニメも並行して見ていたのですが、原作にいないアニメオリキャラの苺鈴ちゃんにはハラハラさせられました(笑)
さくらちゃんと小狼くんの恋仲的に邪魔な位置にいたり、さくらちゃんにカード集めのライバルとしてきつく当たったりしてたので…。
でも小狼くんの気持ちがさくらちゃんにあると知って身を引いた回を見て、苺鈴ちゃんをすごく好きになったんです。
小狼くんの前では気丈にふるまってたけど、知世ちゃんの膝で号泣してたシーンは今でも覚えています。
あのシーンは知世ちゃんの全てを知ってて黙って慰めている思いやりの深さもあって好きだな…。
苺鈴ちゃんは第一印象から最終的な印象が最も変わったキャラなので、とてもお気に入りです。
作画監督修正原画集収録の浅香監督のインタビューは、作画的な話から、さくらの世界観をどう壊さずにするか、世界観を壊しかねないきわどい要素(苺鈴ちゃんの失恋、寺田先生とリカちゃんの関係、桃矢と雪兎の関係、桃矢と観月先生の関係など)をどう描くか苦心した等面白い話がいっぱい載っています。
雪兎役の緒方さんが「(雪兎には)さくらを傷つけるようなキャラにはなってほしくない」と心配していた話とか。
以上、ちょっと値段高めですが充実しな内容の資料集でした。