友達の家でぱら読みしたフジリュー版『屍鬼』が超面白かったので、池袋ジュンクで大人買い。
フジリューの漫画を買うのは、実に『封神演義』ぶり。
屍鬼 1 (1) (ジャンプコミックス)
屍鬼 2 (2) (ジャンプコミックス)
屍鬼 3 (3) (ジャンプコミックス)
フジリューこと藤崎竜版『屍鬼』はジャンプSQ創刊の目玉の一つだったんで、今更な感じですね。
広告で見た『屍鬼』のフジリューの絵が、やたら細くて怖かったので何となく手をつけてなかったんですが、通しで読むとすごく面白かった…!
未読の原作も気になるけど、ここは漫画完結を待ってから原作を読もうと思います。
(先に結末を知っちゃうと、多分漫画を読まなくなるから)
コミックスを通しで読むと、あの時のこれはこれの伏線!なんてのが細かにあって、そういう所を見つけて読むのも楽しいです。
以下、ちょっとネタバレ。
ジャンプSQ最新号で「起き上がりは招かれていない家には入れない」というルールが明らかになるんですが、これは1巻で安森工務店の奈緒さんが桐敷夫婦に「じゃあうちにもいらして下さい!」と言ったという事実の伏線になってた訳です。
後、後藤徹が辰巳に言った「こんどぜひ遊びに来てくれよ」も。
それで行くと、SQ最新号で辰巳だけが尾崎医院に侵入できたのは、辰巳が尾崎恭子に接触した時に何かあったのか。
他にもどんな所に伏線が隠れてるのか色々分かっていくのが楽しみです。
それにしても、1巻は2話、2巻は3話、3巻は4話収録されてます。
フジリューが後書きで、騙されて月60ページ描いたと言ってるけど、確かに1巻に収録されてる結城夏野編1話、2話はどんだけページ数あるんだっていうくらい長い。