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お久しぶりです。
1年以上更新していませんでしたが、新型コロナも5類移行しオタ活も少しずつ再開したので久しぶりにブログを更新することにしました。
先月、チェリまほミュージアムに行ってきました。
チェリまほミュージアムは「チェリまほ」ことBL漫画「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の連載5周年を記念した原作原稿&イラストの展示会です。
あくまで原作の展示なのでドラマ版の展示物はありません。
開催期間と会場は2023年11月17日(金)〜12月10日(日)の東京会場(有楽町マルイ)と12月16日(土)〜12月24日(日)の大阪会場(なんばマルイ)です。
私は東京会場(有楽町マルイ)に行ってきました。
有楽町マルイのエスカレーターを8階まで上がった目の前の会場入り口はこんな感じ。
ミュージアムのために描きおろされた豊田先生の絵が巨大パネルになってお出迎えです。
ミュージアムと銘打っていますが入場無料で展示されている原稿やイラスト(Xこと旧Twitterに掲載されたもの)は印刷です。
(そもそも豊田先生はデジタル作画なので生原稿が存在しないのかもしれませんが)
一枚だけ直筆の色紙が飾ってありました。
あとはミュージアムのために描きおろさえれた指輪にまつわる特別漫画が展示されており、そのゾーンだけは撮影禁止でした。
なお、漫画はミュージアムブックにも掲載されています。
ミュージアムで掲載されていたイラストのほとんどもミュージアムブックに掲載されています。
描きおろしイラストを使用した黒沢と安達のパネル。
恐らくフォトスポット用だと思うのですが一人参加なのでパネルだけ撮影。
果たして推しカプの間に挟まって撮影した人はいたのだろうか…。
展示エリアの後にグッズ売り場がありミュージアム限定グッズ等が買えます。
今回複製イラストの販売もあって思い切って買ってしまいました。
届くのは来年4月頃の予定です。
なお、来年1月からアニメが放送される関係で出口のところでアニメのPVが流され、アニメのキービジュアルのポストカードが配布されていました。(大阪会場だともう一種ポスカの配布があったようです)
アニメを放送するテレビ東京アニメ局からのお花。
またアニメ公式がキャンペーンでチェリまほおでかけフレームを12月3日まで提供していました。
アニメの黒沢と安達のフレームで写真が撮れるというものです。
私もミュージアムを背景にフレームを使用して写真を撮ったので記念に載せておきます。
(キャンペーンはXに「#チェリまほフレーム」というタグをつけて投稿するものでした)
いよいよ年明けからはアニメが放送開始です。
楽しみです。
あと、チェリまほミュージアムと同日に東京タワーで開催されたCLAMP先生の東京BABYLON&Xの展示も見に行きました。
余力があればそちらの記事もいずれ書きたいと思っています。
ごとう しのぶ
KADOKAWA ¥ 648 (2019-04-24) コメント:エリカの咲く庭、角川文庫版。佐智と星矢さんのお話。 |
今日は2019年5月1日。
改元により、新元号・令和になった日です。
このブログも開始から10年以上。
ゆっくりペースですが、時々好きな作品について書いていければいいなと思っています。
さて、ごとうしのぶ先生の「エリカの咲く庭」、角川文庫版が4月24日、ルビー文庫版が5月1日発売です。
平成と令和の境目出版ですね。
託生くんシリーズは20年近く追いかけてますが、初出が昭和の時代の高校生だった彼らが三つの元号を跨いで活躍すると思うと感慨深いです。
角川文庫版は表紙がyoco先生、巻末に書き下ろしのSS「凪に吹く風」が掲載されています。
角川ルビー文庫版は表紙、挿絵がおおや和美先生。書き下ろしSSは収録されていません。
正直、何故2パターン刊行されるのかよくわからないんですが、ルビー文庫だけじゃダメなのかな?
いくら文芸新書で展開している「崎義一の華麗なる生活」シリーズの文庫化だからといって、往年のタクミくんシリーズ読者はルビー文庫の読者な訳で…ルビー文庫だけでいいような気がします。
ただ、タクミくんシリーズの挿絵といえばおおや和美先生と思っている私ですが、個人的には角川文庫版の表紙デザインは落ち着いてて結構好きなんですけどね。
特にエリカの咲く庭の幼いさっちゃんとギイ。
さて、エリカの咲く庭、崎義一シリーズの二作目ですが、96年頃にCIELに掲載された作品に、一部加筆したものです。
話の内容としてはギイの幼馴染にして天才バイオリニストの井上佐智とその恋人、山田星矢さんの話。
元々がこの二人の話として作られているので、ギイの出番は少なめです。
託生に至っては、加筆されたイントロダクションとエピローグ数ページの出番です。
なのでギイと託生の話が読みたいという人には不向きかも。
ジュリアードまで全力疾走するギイは可愛いですけど。
あ、エピローグのギイと託生の会話で、ギイがさらっと「託生が祠堂を単願で受けるって情報を得たから」って言うんですけど、
一個人の受験先ってアメリカにいてそんな簡単に手に入るもんなの?って思います。
多分人使って調べたんだろうなあ…。
崎義一シリーズの新作新書が近々出版されるらしいのですが、ごとう先生のインタビューによるとギイの託生の再会話だそうです。
読みたいと思ってた箇所なので、期待しています。
昔このシリーズを読んでいた時のようなときめきを感じられるお話だといいな。
商業BL小説でご活躍されていた五百香ノエル先生が9月21日に亡くなられたとの報せが11月12日に出ていました。
享年51歳という若さは、まだまだこれからも執筆活動でご活躍できたと思うと切ないです。
五百香先生の作品の中でも徳間書店のキャラ文庫から出ていたキリング・ビータシリーズがとても好きでした。
BLには珍しいSF設定も、確かな筆力で恋愛部分とエンターテイメント部分をバランスよく書かれていました。
とても面白い作品でおすすめです。
私が読んだことのあるBL小説の中でも五本の指に入るほど気に入ってる作品です。
五百香先生のご冥福をお祈りいたします。
ごとう しのぶ
KADOKAWA/角川書店 ¥ 950 (2016-02-27) コメント:タクミくんシリーズを時系列順に並べなおした完全版。表紙はおおや和美先生描きおろし。ごとう先生の書き下ろし新作も各巻収録。 |
しばらく商業BLから離れていた間に、タクミくんシリーズの完全版なるものが刊行されていました。
タクミくんシリーズ各話を時系列順に並べ替え、各巻にごとう先生書き下ろし話を収録、表紙も全11巻おおや和美先生の描きおろしといったなかなかの豪華版です。
個人的に注目したのは、完全版4巻に「季節外れのカイダン」(オリジナル)が収録されているとこと。
「季節外れのカイダン」は初めて商業誌に掲載されたギイとタクミのお話だそうですが、設定が「そして春風にささやいて」から続くタクミくんシリーズと異なっているため、文庫「FAREWELL」に収録されたのはオリジナルをシリーズ設定に修正した「季節外れのカイダン」(オリジナル改訂版)だったのです。
今回、改訂版のオリジナルとオリジナル改訂版の2作が完全版4巻には収録されています。
設定は違えど同じお話を2作品も収録するのってなかなかマニア向けだなと思います。
そして、この完全版の表紙。
全巻おおや先生の表紙描きおろしなんですが、おおや先生の絵とこのシリーズの親和性が遺憾なく発揮されていると思います。
1巻の表紙のギイとタクミの距離感、「春風」の頃のギイとタクミの関係を表現しているんですよね。
カラーの塗りも衰えず綺麗だし、各巻人物と一緒に描かれている植物も1巻の春の桜から始まって10巻の冬の綿まで季節が進んでいくという細かな配慮がされてるんですよね。(最終巻11巻は大団円の花束って感じなので特別)
今回、完全版を買うにあたり、紙の文庫を全巻持っていることもあって、初めて電子書籍(Kindle)で購入しました。
電子だと場所をとらないのがありがたいです。
以下、内容にも触れるのでおりたたみで。
ごとう しのぶ
KADOKAWA/角川書店 (2014-01-31) コメント:シリーズ最終巻です。 |
ごとう しのぶ,南京 ぐれ子
角川書店 (2002-12) コメント:コラボ漫画。どちらかと言えば、ぐれ子さん色強し。 |