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黒乃奈々絵『殲鬼戦記ももたま10』感想補足
春時さんからコメントいただいて、ももたま10巻の九世についてもう一度考えてみました。
感想の補足になります。
ネタバレを大いに含む内容になりますので、未読の方はご注意ください。

桃太郎(九世)vs鬼(孝一朗)戦について。
鬼(ヒルコ)は己の魂の10%である孝一朗を取り込み完全体に、一方の初代桃太郎(桃夭)は己の魂の10%である九世と融合して生身の体を得てのクライマックス戦。
殻に閉じこもり心を閉ざすヒルコは「"神の側の者"に"鬼"の心は開かない」と桃夭の救済を拒みますが、そこへ桃夭の中から現れた九世が「だからおれがうまれたのだ」とヒルコの殻をこじ開けます。
九世=鬼であるため、ヒルコの殻を破ることができたという展開。

九世は「なるほど 桃夭め このための八百年か なかなかに手の込んだマネをする」と発言しています。
対ヒルコへの策として、自分の血を引く陸奥家の子孫に鬼の子を生まれさせた、というのが桃夭の八百年前からの計画と見ていいでしょう。
そして、「このための八百年」の台詞のコマに、9巻で出て来た陸奥家の祭壇――初代・桃太郎のミイラと代々の陸奥家の人々が初代に備えてきた体の一部が置かれた部屋が描かれている=陸奥家の呪いが九世が鬼として生まれたヒントになっていると思われます。(多分)

同じ9巻で「"桃太郎の生まれ変わりだ"と言われることについてどう思っているの?」とナチに尋ねられた際、九世は陸奥家の人々が自分達を鬼の子孫と信じて来たことについて、初代・桃太郎が「『敗北と憎悪』の方が幾世紀も記憶されると考えたのだろう」と発言しています。
これは、この時点で九世は「陸奥家の真理」=「陸奥家初代は桃太郎である」と考え、自分の子孫が勝者・桃太郎の子孫ではなく、敗者・鬼の子孫と思いこませることで憎悪の念から家系を継続させるよう初代が画策したと見ているからこその発言だと思います。
しかし、終盤の10巻を見れば、「陸奥家の真理」=「鬼を倒すには内に鬼を宿す」だったと思われます。

そのために、自分達の子孫が桃太郎への憎悪を募らせさせたこと、「陸奥一族の体への呪いはむしろ桃太郎自身への呪い」であったこと、そうして八百年かけて一族内に憎悪と呪いを募らせ、鬼=九世を一族に誕生させる、それが桃夭の八百年かけた計画だったのではないかなと考えます。

この物語の重要アイテム「ももたま」は、人間がももたまによって鬼の力を宿すことで殲鬼師となるわけで、鬼を倒すのも鬼を救うのも、「鬼」というのがこの物語の根幹にあったのではないかなと推測です。

まだまだ私の読み込みの甘い部分もあるので、もしかすると違う解釈があるのかもしれないのですが、とりあえず私なりにももたま10巻について考えてみました。
きっかけをくださった春時さんに感謝いたします。
| 殲鬼戦記ももたま | 22:34 | comments(1) | trackbacks(0) | bookmark |
                   
黒乃奈々絵『殲鬼戦記ももたま10』
しばらくももたまの記事を書いていませんでしたが、ついに先週完結巻となる10巻が発売となりました。

10巻の大まかなあらすじ
・トキワがコウと融合し、鬼の本体である桃源島ごと日本本土へ襲来
・香椎が祓いをつかさどる風の神様と融合、日本全国にいる殲鬼師OBを集めて鬼の迎撃態勢をとる
・九世が初代・桃太郎である桃夭と合体
・鬼とコウを守るタオラン(ナガト)相手に、香椎と九世が挑む

大団円らしく全キャラ集合でした。
ラストはハッピーエンドだったんじゃないかな。
鬼(コウ)の救済もあったけど、話の焦点はナガト(歴代タオラン)の救済だったように思います。

あとがきで黒乃先生が連載中の反省点を述べてらっしゃるんですが、結構ぶっちゃけていたのに笑いました。
なにはともあれ、無事物語が完結してよかったです。
 
| 殲鬼戦記ももたま | 22:35 | comments(4) | trackbacks(0) | bookmark |
                   
ももたま56話
1月25日に更新されていたももたま56話。
そういえば感想書いていなかった…。
ももたまじゃないけど、前に記事更新したのも9日だし間空いちゃったなあ。

Web Comic Beats

第56話「そしてその先を見るのだ」

あらすじ。
視点は香椎から九世に。
九世が今よりも幼い頃、九世の母親・八重は九世に陸奥家の初代について語っていた。
陸奥家の者は代々体の一部に問題が生じる。それはその部分を初代が現世に蘇るための器として献上するからだという。
稀に九世のように体が全て動く者が生まれ、陸奥家の当主はその者にだけ受け継がれている、と。
九世は自分の一族が鬼の末裔だと思っていたが、実は桃太郎の末裔の一族であり、九世こそが初代・桃太郎の生まれ変わりだったと知る。
陸奥家に戻った九世は初代・桃太郎と向かい合うための儀式に向かう。
九世の前に現れたのは体中を棒で貫かれた初代・桃太郎だった。
初代・桃太郎が再び鬼と闘うためには、生者と融合しなければならない。そのために桃太郎から分割された魂の10%が九世だと言うのだ。
桃太郎と融合し始めた九世は、桃太郎にお前の本当の名前は何か?と問う。
桃太郎は「桃夭――桃の実の如く瑞々しい艶やかな娘…と」と答えるのだった。

初代・桃太郎は女性だった――!
つまり初代・キギスは男の子…桃太郎の生まれ変わり(というか一部)である九世が男の子で、キギスの生まれ変わりのナチが女の子で…トランスジェンダー!
もっとも犬のタオランも世代によって女性だったり男性だったりしたので驚くことではないですね。
九世が初代・桃太郎と融合し、香椎が鍵の者として覚醒したら、いよいよコウ先生と最終決戦かな。
次号は3月25日更新…ってもう来週ですね!

 
| 殲鬼戦記ももたま | 23:18 | comments(2) | trackbacks(0) | bookmark |
                   
ももたま55話
ももたま最新話25日に更新されました。

Web Comic Beats

第55話「覚悟ハ有ルカ?」(54話と同タイトル?)

あらすじ。
日本に襲来する徒鬼の群れへの対応に追われる政府。
香椎・由良・長良達殲鬼師は、前線で戦っていた。
徒鬼達が富士山の麓の洞穴から出て来ていると気づいた香椎達は、自衛隊と協力しながら洞穴を塞ぐことに。
当面の対応ができる状態になったところで、香椎は「鍵の者」として目覚めるために、父親と共に実家の寺に向かう。
そこで、鍵の者として目覚めるための儀式を受けることに。
香椎が本殿の奥に隠された地下階段をおりていくと、姿の見えない「気吹戸主尊」と名乗る風の神が、香椎に浄化をつかさどる力を与えるという。
「覚悟はあるか?」と問われた香椎は、「上等っス!」と答えるのだった。

今月号は香椎回。
主要キャラは香椎、由良、長良しか出てきません。(回想には出てくるけど)
九世達は香椎達とは別行動をしているようですが、詳細は語られていません。

由良(in長良)と香椎が仲良く(?)喧嘩をしています。
由良はもともとゆいのを巡るライバルとして香椎を見ていたけど、香椎も由良(in長良)だと遠慮なくずけずけ言い返せるみたい。
長良(in長良)曰く、「男の子同士の喧嘩ができて、由良ちゃん楽しそう♡」だそうです。

由良「そうやって暴言を吐くくせに、女の体に戻った途端デレデレするのも腹が立つんですよ!」
香椎「うっ…しょっしょーがねーだろ、可愛いんだからよォ…」
という会話が微笑ましい(^^)

一方で、鍵の者として目覚める儀式を受けなければならない香椎。
自分が神様みたいな”違うもの”になってしまうのではないかという不安を抱えます。
しかし、父親や母親の言葉と、仲間の力になりたいという思いから、儀式に臨むでした。

そういえば、ちょっとだけ霧島が出て来ました。
ナガトにより桃源島での記憶を消されて、日本の療養施設(?)に入所していた霧島は、テレビに映っていた鬼と闘う香椎を指さし、「ママ、コイツらがいる所に連れて行って。…僕、コイツの顔覚えてる」と言っています。
これは霧島が助けに来る展開?
| 殲鬼戦記ももたま | 16:20 | comments(0) | trackbacks(0) | bookmark |
                   
ももたま54話
 ももたま54話、先月25日に更新されてました。
ぬかった…!
因みに、ピースメーカー北上編が12月から連載再開だそうです。

Web Comic Beats

第54話「覚悟ハ有ルカ?」

あらすじ。
鬼の復活により崩壊する桃源島。
救助活動にあたる九世達の前に、ムサシが呼び寄せた陸奥家・香椎家が合流する。
ムサシは本物の待ち人は九世ではないかと考えていると告げる。
そして、タオランの呪いを解くために必要な能力を持つ”鍵の者”は、九世と行動を共にする香椎なのではないか、と。
ムサシは九世・香椎が待ち人・鍵の者であろうとなかろうと、復活した鬼を倒す要となってほしいと頼む。
一方、島の内部で目を覚ましたナガトは、完全な鬼となった孝一朗と再会する。
孝一朗の力により命の危機を脱したナガトは、例え世界を敵に回しても孝一朗の味方だと言う。
対香椎の切り札としてゆいのの記憶を操作し、自分の配下につけるようナガトに言う孝一朗。
鬼として目覚めた孝一朗は人間への復讐を望んでいた。
そして、「それでも君は僕の味方でいてくれるかい?」とナガトに問うのだった…。

というわけで、最終決戦は九世・香椎陣営vs孝一朗・ナガト陣営となりました。
完全体となった孝一朗は人間への復讐に。
ナガトは悩みながらも孝一朗側に。
香椎が「鍵の者」ってのは、「鍵の者」の設定も含めてちょっと唐突。
次回更新は11月25日です。
ピスメ北上編が再開したら、ももたまはどうなるんだろう…。
| 殲鬼戦記ももたま | 21:38 | comments(0) | trackbacks(0) | bookmark |
                   
ももたま53話
 ももたま53話更新されています。

Web Comic Beats

第53話「この島はもう終わりです」

クライマックスに向けて大きく話が動き出しました。
トキワの正体も判明。
いよいよ九世の出番。

詳しい感想はまた後日。

(7月28日追記)

ナガトを助けたい一心で徒鬼を引き連れ桃太郎・トキワの元に向かう孝一朗。
トキワを警戒していた由良は、トキワの言葉から桃源島が危険な状況に陥ると察知し、兄・長良しと共にゆいのを連れて逃げる。
トキワにナガトの命乞いをする孝一朗だったが、トキワの正体は彼の連れていた子供の操り人形にすぎなかった。
そして顔が現になった謎の子供…彼こそが桃源島に封印された鬼の残りの90%の化身だったのだ。
孝一朗の中にある残り10%をとりこみ、完全体になろうとする鬼。
その余波で桃源島は浮き上がり、多数の人間が溺れ始める。
九世達は溺れた者の救助にあたるがキリがない。
そこへムサシが一計を案じて日本から呼び寄せていた助っ人が到着する。
陸奥家と香椎家――九世と香椎の親が登場し、物語は終盤へと進み始める。

最後の陸奥家はともかく香椎家にはびっくり。
香椎家はお坊さん?のようです。香椎もエリート霊能力者の家系だったのか。
そしてトキワの正体は桃太郎ではなく鬼の本体。
桃太郎として桃源島を騙していたのは、記憶を取り戻した孝一朗を取りこむためでした。
…ということで、トキワ=桃太郎の線は消えたので、九世=桃太郎説浮上です。
いよいよ九世が大活躍する予感で楽しみ!
| 殲鬼戦記ももたま | 22:31 | comments(0) | trackbacks(0) | bookmark |
                   
ももたま52話
 ももたま52話更新されています。

Web Comic Beats

第52話「道を開けてくれ」
・トキワに挑みかかるムサシだったが、ももたまの能力を使った由良に阻止されてしまう
・由良はムサシを捕え、殺すと島民の反発を招くので島外追放するのがでしょうと進言する
・トキワは由良の進言を聞き入れるが、誰も入るなという言い付けに背いた由良に「今回だけは見逃すけど、次に言うことを聞かなければゆいのにもお仕置きする」と言い置く
・一方、ナガトとコウの閉じこもった結界を見守る九世達
・過去の全てを知ったコウの暴走から、結界の内側から鬼の力が漏れ出していたが、九世が外から上掛けした結界により、封印は保たれていた
・コウは薄れゆく意識の中で、ナガトが死にかけていることに気付く
・過去のナガトとのやりとりを思い出したコウは、「君だけは死なせない」と結界を破ろうとする
・コウの心に呼応して徒鬼が現れ、外側から結界を壊してしまう
・外に出たコウはナガトを助けるため、自身を殺せる者…桃太郎・トキワの元を目指すのだった…

・やっぱり10年封印されてる展開はなかったですね
・それにしても過去のナガト、どう見ても中学生くらいなのに「島の外に行って子供を作らないと」って、島のしきたりえげつないなあ…
・多分その子供がナチなので、ナガトとナチは身体的に実の親子な訳ですね
・九世達のフォローもむなしく、トキワを目指すコウ先生
・それこそ、トキワが待ち望んでいた展開のようで…
・ムサシの「桃太郎と三獣衛士以外にも過去のことを知る者がおったわ…!」という言葉から、トキワは桃太郎じゃないっぽい?
・次回は7月25日更新です。
| 殲鬼戦記ももたま | 22:34 | comments(0) | trackbacks(0) | bookmark |
                   
黒乃奈々絵『殲鬼戦記ももたま8』
黒乃奈々絵
マッグガーデン
¥ 600
(2013-05-14)
コメント:ももたま8巻。香椎vsゆいの戦とナガトとコウの過去編を収録。

 殲鬼戦記ももたま8巻が発売になりました。

8巻に収録してあるのは、第46話〜第51話。

・香椎vsゆいの(一応の決着)
・マーク先生とちびっこ3人組合流
・瀕死のナガトが九世達に後を託す
・ナガトとコウ先生が地下に自ら封印され、過去話をする
・生きた人ならざるトキワに立ち向かうムサシ

というところ。
各話の詳しい感想は過去記事参照↓

第46話「難とはえてして重なるものだな。」
第47話「今更隠し事なんてナシでしょ。」
第48話「10年後にまた会おう」
第49話「孝と加古胤(前編)」
第50話「孝と加古胤(後編)」
第51話「殺すべきはオレ」

因みに、今月25日に第52話がWeb Comic Beatsにて配信予定。
話が終盤にさしかかっており、8巻の大半を占めるナガトとコウの過去話がシリアスなので、全体的に暗い巻です。
九世の出番も少なめ〜。

コミックスには書き下ろしオマケ漫画「ナギィの憂鬱」(3P)と「マリーミー7年後」(4P)が収録されています。
どっちもギャグで、オマケ漫画だけは明るいです。
| 殲鬼戦記ももたま | 23:34 | comments(0) | trackbacks(0) | bookmark |
                   
ももたま51話
新年度のドタバタでまたも失念していたももたま更新日…!
3月25日に最新話・51話が配信されていました。

Web Comic Beats

第51話「殺すべきはオレ」

相変わらずの主人公・九世不在のナガトによるコウ先生過去語り回(続き)です。

前回、コウ先生が桃源島民によって斬殺された過去が明らかに。
コウは斬殺され、コウと魂結していたカコツグも即死した模様。

「自分じゃわからないけれど、(死体は)海にでも沈んだんじゃないかな…せめて、桃源島の土になって、鬼の体の一部になれたらよかったのに」

ナガト他歴代タオランって、かなりのヤンデレ気質…。
しかし、この台詞も実はこの後の展開の伏線だったり。

狂鬼はコウを襲っていたのではなく、彼を守るために行動していたと語るナガト。
そして、狂鬼は殲鬼師学校の地下にある封印を解き、生みの親であるコウ(鬼)を自由にすることを目的に行動していたのだと。

真実を聞かされたコウ先生は「俺が生んだのに、何体も何体もこの手で…!」とショックを受けます。
一方、狂鬼の真実を語ったナガトは、最後に現れた狂鬼の行動に不審を抱き、トキワが現れた影響か?と思案します。しかし、彼の体は死の病の進行し、もう考える時間も残されていませんでした。
死にかけのナガトを見たコウ先生は「殺すべきは俺だったのに」とついに発狂し、鬼の力を暴走させます。
暴走する鬼の力を封じ込める結界の中、ナガトはゆっくりと目を閉じたのでした。

場面が変わって、桃源島の地下の不思議な光る泉で体を清めるトキワ。
彼の体の一部は腐敗していました。
それをトキワは光る泉の水で修復していたのです。
こっそりその様子を見ていたムサシ(ウサギ)は「その姿は生きた人間とは思えんな」とトキワを糾弾するのでした。
ムサシは地下がかつての鬼の胎内であり、光る泉は鬼の血脈と判断します。
そして泉の底に沈むカコツグ、トネ…他の歴代タオランの体を見つけ、驚愕します。
「何故ここに、こんな状態で!?」と驚くムサシに、トキワは鬼がそうしたいからだろうと告げます。
全ての肉体は泉から生命力を与えられており、”魂さえ入ればいつでも生き返れる”状態なのだと。
更にトキワはここに近々ナガトの肉体が加わるだろうと告げます。
その言葉に怒り頂点に達したムサシは、ウサギの体でももたまを使いトキワに挑むのでした。

いい加減、ナガトとコウ先生の過去語りも飽きてきた…というタイミングでトキワvsムサシ勃発ですよ!
しかもナガトが把握しているよりも事態はややこしいようです。
トキワの腐敗した体、光る泉に保存されている歴代タオランの転生者の体。
トキワは何者なのか?
保存された歴代タオランの体はどうなるのか?
ナガトは死んでしまうのか?
いい引きで次号に続きます。

タオランの体が保存されてるのは、コウがタオランを慕ってるからなんでしょうね。
前代カコツグの時の事件があったから、トネはコウ先生に過保護になったのかもなあ。
でもムサシ様はトキワには勝てないんだろうなあ…勝ってしまったら九世が関わらないまま話が終わる。

因みに、ももたま8巻は5月14日発売予定だそうです。
| 殲鬼戦記ももたま | 02:05 | comments(0) | trackbacks(0) | bookmark |
                   
ももたま50話
 今月も失念してたももたま更新日…!

25日に更新されたももたま最新話。
↓↓↓
Web Comic Beats

第50話「孝と加古胤(後編)」

鈴谷に唆された島民は、カコツグの制止も聞かずにコウを殺そうとする。
コウを連れて逃げようとするカコツグだったが、自分が鬼子であることを思い出したコウは絶望して自分を殺してくれと言いだす。
兄想いのカコツグはコウの記憶を消そうとするが、体を蝕むあざの痛みで動けなくなってしまう。
そこへやってきた鈴谷率いる島民は、コウを微塵に切り刻み殺害した。
魂結びをしているカコツグもコウと同様に肉片と化したはずだったが、大地が怒るかのように地中から巨大な鬼――仇鬼が現れ、鈴谷達を握り潰し、島中を哭き叫びながら暴れまわった。
以来、次の三獣衛士が現れるまで、桃源島は鬼の暴れる絶望の島と化したのだった――。


なんというか鬱展開…!
トネの話もそうだけど、毎回転生する度にタオランとコウはこんな鬱展開してたんだろうか…気が遠くなるなあ。
| 殲鬼戦記ももたま | 21:40 | comments(2) | trackbacks(0) | bookmark |
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